元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーは、ザウバーF1チームがアウディの支援を受けて成功するのに“十分に優れている”ことを期待している。今週初め、フォルクスワーゲン傘下のドイツ自動車メーカーであるアウディは、現在アルファロメオとして知られているザウバーF1チームの“少数株式”を買収したことを発表。最終的には75パーセントの買収を計画していることが明らかになっている。
過去にザウバーF1チームはBMWと提携していた時期があり、2017年にはランキング2位、2018年にはF1カナダGPでロバート・クビサが優勝を収めた。F1界のレジェンドであるゲルハルト・ベルガーは、BMWと共同でモータースポーツディレクターを務めていたこともある。だが、ゲルハルト・ベルガーは「ザウバーは一貫してBMWのメンタリティーを取り入れなかった」とゲルハルト・ベルガーはAuto Motor und Sportに語った。「彼らはザウバーの文化を持ち続けた」「それが良くなかったとは言いたくないが、世界選手権を勝ち取るには十分ではなかったのは確かだ」