アルファロメオF1チームとして参戦するザウバーは、2023年末でアルファロメオの名前を失う。2026年にはアウディとして参戦することが決定しているが、その間の2年間はタイトルスポンサーもしくはネーミングスポンサーを獲得する可能性も視野に入れている。ザウバーは、2018年にアルファロメオとタイトルスポンサー契約を結んで「アルファロメオ・ザウバーF1チーム」として参戦。2019年からはネーミングライツ契約に発展してチーム名を「アルファロメオ・レーシング」に改名。今年からはアルファロメオF1チームとして参戦している。
しかし、2026年からアウディがザウバーF1チームの株式も取得してワークスチームとして参戦することを発表。その発表の直前にアルファロメオは2023年シーズン限りでザウバーとのパートナーシップを終了することを発表。2024年と2025年はザウバーF1チームとしてリセットされることになる。アウディの参入はまだ数年先だり、ザウバーは来年アルファロメオが離れた後、別のパートナーを確保する可能性がある。「チームの名前を切り離さなければならない。タイトルスポンサーの名前になる可能性もあるし、会社の名前になる可能性もある」と現在、アルファロメオF1チームの代表を務めるフレデリック・バスールは説明する。「会社の名前はザウバーのままだ。シャシーの名前はザウバーのままだが、タイトルスポンサーが入ってくる可能性がある」また、フレデリック・バスールは、2026年にアウディになるときのドライバーラインナップについて考えるのは時期尚早だと主張する.現在、アルファロメオF1チームは、バルテリ・ボッタスと周冠宇をフルタイムで擁しており、ザウバーはドライバーアカデミーで高い評価を得ているフランス人のテオ・プルチアーレを擁している。しかし、2026年のチームのドライバーラインナップは予測するには遠すぎるとフレデリック・バスールは断言する。「あなたが言ったように、2026年のドライバーについて話すのは少し野心的だ」とフレデリック・バスールはコメント。「我々にはアカデミーがあり、若い人たちを育成しようとしているが、現在ゴーカートで頻繁に若い子供たちについて話すとすれば、それは2030年か2032年には先に多くなるだおる」「バルテリがチームにおり、周がチームしており、テオがパイプラインにいるのは確かだ」「しかし、これについて話し合う時間はあるだろうし、2026年以降に契約を結ぶ多くのドライバーがグリッドにいるとは思えない」最近の報道によると、アウディはドイツ国籍を持っていることから、スポーツに参入するドライバーとしてミック・シューマッハに注目する可能性があるとされている。