ザウバーは、ホンダと交渉していることは認めつつも、今シーズン中にF1エンジンをホンダに変更するとの噂を否定した。壊滅的なプレシーズンテストの後、マクラーレンは、メルセデスにF1パワーユニット供給について打診したとされ、早ければ今シーズン中にもメルセデスにエンジンを変更するとの推測に至っている。
そのシナリオにおいて、マクラーレンは、1年落ちのフェラーリ製パワーユニットを搭載するザウバーにホンダの契約を渡そうとしているとされている。そのような状況について交渉は行われているのかと質問されたザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは「行われていません」とコメント。「今シーズンのためにそのような交渉をすることはありません。我々にはエンジンサプライヤーがいますし、そこにいるつもりです」「いいえ、そのような交渉に関心はありません。我々の状況は明らかですし、他に問題があるからと言って、我々がそれを変更する必要はありません」ホンダのF1プロジェクト総責任者を務める長谷川祐介も、マクラーレンの舞台裏でそのような提案がないと日曜日のレース後に述べている。噂に悩まされているかと質問された長谷川祐介は「気にしていません」とコメント。「事実ではありませんし、気にしていません。現状では何も変わっていません。噂に過ぎないと否定できます。もちろん、我々は変更の必要はありません」モニーシャ・カルテンボーンは、ザウバーの焦点は、現在のフェラーリとのパワーユニット契約が終了する2018年にあると付け加えた。長期的なホンダへの変更について「交渉はしています」とモニーシャ・カルテンボーンは述べた。「エンジン状況についてはオープンですし、いくつかのオプションがあります。すぐに決定しなければならないことはわかっていますし、そうするつもりです。ですが、どこにもコミットはしていません」
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