ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、フェラーリが2016年で果たす進歩について“疑いはない”と語る。2015年、ザウバーはフェラーリのパワーユニットの改善から大きな利益を得た。シーズンを通してシャシーにほとんどアップデートは加えられなかったが、2014年のノーポイントから復調し、36ポイントを獲得した。
ワークスチームのフェラーリも大きなステップを果たしており、3勝と16度の表彰台を獲得して、コンストラクターズ選手権を2位で終えている。モニーシャ・カルテンボーンは、今季フェラーリによってなされる進歩に大きな期待を寄せている。「自信があります。彼らがとった処置は2015年にすでに示されていました」とモニーシャ・カルテンボーンはコメント。「奇跡を期待することはできません。メルセデスとのギャップは多く、段階的に縮めていかなければなりませんし、信頼性も見ていなかければなりません」「しかし、彼らは非常に良い仕事をしたと思いますし、あらゆる理由で疑いはありません。むしろ、彼らが次のステップを果たすと確信しています」しかし、モニーシャ・カルテンボーンは、メルセデスエンジンを搭載する他チームとのギャップは、フェラーリがメルセデスに迫るものよりもあまりに大きいと考えている。「このエンジンが導入された初年度、メルセデスエンジンを搭載したチームは、今よりも大きな利益を得ることができたと思います」「単純にその他のチームはかなり離されていました。それはすでに縮まっています。そうですね、利益になるとと思いますが、もう差はそれほど大きくないので、その時よりは小さいのは間違いないです」「フェラーリは残りのチームから2秒のステップを果たせれば、それと比較することができると思いますが、そのようなアドバンテージは得られないでしょう」