ザウバーは、マシンに大幅なアップグレードを導入する8月のF1ベルギーGPまでフェラーリのアップグレード版F1エンンジンを走らせることは考えていない。フェラーリは、前戦カナダGPで3トークンを使用して、パワーユニットにシーズン最初の大幅なアップグレードを投入したが、ザウバーは新しいパッケージを走らせなかった。
ドライバーは、シーズンにつき4基のエンジンに制限されており、ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、アップグレードが最大限に効果を発揮するトラックであるスパ、そして、さらなる開発が加えられるときまで待つことは意味のあることだと述べた。「フェラーリはまだ開発を行っていると聞いていますし、その点でも、我々は夏休み後にエンジンにもっと大きなアップグレードがあると予想しています」「それが起これば、我々がクルマに大幅なアップグレードパッケージを導入したいと思っている時期と重なります」「スパはエンジンアップデートが本当に重要なレースです。今後のレースは大丈夫でしょう」「ですが、スパとモンツァはアップグレードを本当に感じられるサーッキットです」モニーシャ・カルテンボーンは、その決定が財政面と関係していることを否定。フェラーリは、ザウバーに対して、もっと早くにアップデート版を走らせることに熱心だったと述べた。「それは財政面との関係はありません」とモニーシャ・カルテンボーンはコメント。「エンンジンサプライヤーから推進があるのは間違いないです」「しかし、独自の戦略に目を向けなければなりませんんし、最も快適なことを確認しなければなりません」「我々は(4基のうち)2基目のエンジンですし、彼ら(フェラーリ)は3基目のエンジンなので、もちろん、彼らは戦略が異なります」「古いエンジンに戻す必要がある場合、それは異なるアプローチです」
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