ザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは、2014年シーズン序盤にC33を苦しませている問題は特定していると述べた。オーストラリアでは完走したザウバー勢だが、マレーシアでは、エイドリアン・スーティルとエステバン・グティエレスの両方がリタイアに終り、チームはまだポイントを獲得できていない。
ザウバーは、C33の重量制限に苦しめられていると報じられているが、モニーシャ・カルテンボーンは、問題はすぐに改善すると確信している。「メルボルンは重要でした。2台がフィニッシュしましたからね。我々は正しい方向性でクルマを開発していると思っているので、クアラルンプールは期待はずれでした」とモニーシャ・カルテンボーンはコメント。「それでも、我々はシーズン末に成功を収めていると信じており、自分達の道に従っています。今は我々が苦しんでいる原因を確認するためにデータを詳しく調べなければなりません」「シャシー面でやらなければならないことがあるのは確かですし、パワートレイン面も見ていかなければなりません。両方の面に取り組んでいく必要があります。それほど時間はかからないことを願っています。我々は問題を特定しているのでかなり自信があります」モニーシャ・カルテンボーンは、エステバン・グティエレスには“経験豊富”なエイドリアン・スーティルという良いベンチマークがおり、彼への信頼は揺らいでいないと述べた。「我々は連続性を望みました。毎年F1に入ってくるドライバーは若くなってきていますが、常に代わらないのは、彼らには時間が必要だということです。彼らの学習曲線が早くさせるものは何もありません。ドライバーに多くの時間を与えることはますます贅沢なことになっています。我々はエステバンを信じています。確かに彼は2013年に辛い一年を過ごしましたが、若者には時間を与えなければなりません」またモニーシャ・カルテンボーンは、昨年と比較して、財政面での問題は少なくなると予想していると述べた。「去年、我々はなんとかテルメックスとの契約を確保できましたし、それは重要なステップでした。今は段階的にそれをしていま。今は多くのことは見えていませんが、背景では多くのことが進行しており、安心していいと思います。できるだけ早く公にできることを願っています。2013年よりは楽な一年になることを期待しています」