ザウバーは、F1オーストラリアの決勝レースで、小林可夢偉が6位、セルジオ・ペレスが8位だった。小林可夢偉 (6位)「チームのためにも僕自身としてもすごくうれしいです。6位フィニッシュはすばらしいシーズンのスタートです。レースのスタート直後、目の前でスピンしたブルーノ(セナ)にぶつかりそうになりましたが、なんとか運良く逃げることができました。ただその時に後ろから来たセルジオ(ペレス)が僕との接触を避けきれず、レースすべてを翼端板が壊れた状態で走らなければなりませんでした」
「クルマのパフォーマンスに影響が出て非常にむずかしい状況でした。それでも1周目を終了した時点でふたつポジションを上げることができました。僕はソフトタイヤを2セット履いたあとミディアムタイヤを履くという2ストップ戦略でした。2回目のピットストップのタイミングが、ピットインした直後にセーフティーカーが入りついてなかったです。その後、最終ラップにパストール(マルドナード)のクラッシュやセルジオとニコ(ロズベルグ)との接触があるまでは9番手を走行していましたが、うまく混乱を抜けて6位でフィニッシュしました」セルジオ・ペレス (8位)「ギアボックス交換によってグリッド最後尾からスタートしなければならなかったので、スタート直後にポジションを上げるためにあらゆる手を尽くさなければならないことはわかっていた。なんとか可夢偉の後ろの12番手まで順位を上げることができたけど、彼は前のウィリアムズとのクラッシュを避けなければならなかったので、彼に接触してしまった。フロントウイングがダメージを負ってしまったけど、今日のレースでの困難はそのひとつだけだった。タイヤもセーブしなければならなかったし、同時に燃料もセーブしなければならなかった。そしてポジションを守るために戦わなければならなかった。本当にタフなレースだった。そのあと最終ラップにパストール(マルドナド)がクラッシュして、デブリによってバックオフした。でも、そのあとニコ(ロズベルグ)が僕をオーバーテイクして、僕たちのマシンは接触したし、完全に終わったタイヤでレースをフィニッシュしなければならなかった。ファイナルラップでポジションを失ったことは、もちろん不満ではあるけど、6位と8位フィニッシュはシーズンの良いスタートなのでチームのためにとても嬉しく思っている」関連:F1オーストラリアGP 結果:ジェンソン・バトンが優勝、小林可夢偉6位!
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