ザウバーのテクニカルディレクターであるジェームス・キーは、F1ベルギーGPで多くのアップデートを導入することでポイント圏内に戻れることを期待している。前戦F1ハンガリーGPでは今シーズン3度目となるノーポイントレースとなったザウバーだが、ジェームス・キーは、スパ・フランコルシャン・サーキットの特性はC30に合っているはずであり、トップ10フィニッシュを成し遂げられると考えている。
さらにザウバーは、C30にフロントウイングとリアウイングの両方にアップデートを導入する予定となっている。「シーズンの次のパートに突入するのを楽しみにしているし、ミディアム・ローのダウンフォースレベルを要求されるスパに行くのも楽しみだ」とジェームス・キーはコメント。「これまでチームが走らせたダウンフォースレベルでも最も低いものになるが、多くは天候次第だ。非常に予測できない天候だからね。いつものスパのように週末にわたってしっかり天候をモニターしなければならない」「ピレリタイヤは、ソフトとミディアムコンパウンドだ。高速コーナーでソフトタイヤがうまく働くことはシルバーストンでわかったが、ミディアムコンパウンドでいくつか作業しなければならない」「マシンにはフロントウイングのアップデートとスパ仕様の新しいリアウイングを持ち込む。ハンガリーでは難しいレースだったが、ベルギーではもっと良いパフォーマンスを期待している」