ザウバーは、F1トルコGP初日のフリー走行で、セルジオ・ペレスが9番手、小林可夢偉が18番手だった。小林可夢偉 (18番手)「朝のセッションではメカニカルパーツのテストをしましたが、あの天候は残念でした。ウエットのテストから判断するのが非常に難しいです。とはいえ、セッションを通じてウエットタイヤを使えたのはいい経験でした。ピレリはいい仕事をしたと思います。デグラデーションの問題は見えなかったし、タイヤはレースでも使えるでしょう」
「2回目のセッションでは、油圧系に問題がありそれを直さなければならなかったですが、それ以外は通常どおりのプログラムでした。ただやはり、僕はここでクルマがどこまでいいのか判断するのは難しいので、今晩データを調べたいと思います」セルジオ・ペレス (9番手)「予定していたプラグラムを完了することができた。午前中はいくつかエアロのテストをしていたのできちんとしたラップタイムを記録できなかった。2回目のセッションのあと、明日にむけてかなりポジティブに感じている。僕たちは今夜、正しい結論を下さなければならないし、良い予選ができると信じている。ターン8は全てのラップでとても楽しかった。ここをF1カーで走るのは初めてだけど、センセーショナルだったね」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「今日は今年初めて雨のセッションだったので、フリー走行1回目はウエットタイヤで走った。セルジオは次のレースで使う予定のいくつかの空力パーツテストし、可夢偉にはメカニカルなパーツをテストしてもらった。今朝の難しいコンディションからでもメカニカルな面では効果があることがわかったので、このアップデートを土曜日でも使う予定だ。午後のドライコンディションではタイヤの比較やセットアップをすすめるいつも通りのプログラムを行った。セルジオには大きな問題もなく、我々としてもクルマの状態には満足しているが、低速時のバウンシングは解決したい。可夢偉は最初の走行では実力相応だったが、オプションタイヤに履き替えたアウトラップで油圧系の漏れがあり、きちんとタイムを出すことはできなかった。ただ、チームが素晴らしい仕事で短時間でクルマを修復してくれたので、なんとかロングランを行うことができた。明日に向けてさらにどこまで良くできるか、今日集めたすべてのデータを検証したい」関連:・F1トルコGP フリー走行2回目:ジェンソン・バトンがトップタイム・F1トルコGP フリー走行1回目:フェルナンド・アロンソがトップタイム
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