ザウバーは、F1マレーシアGP初日のフリー走行で、小林可夢偉が14番手、セルジオ・ペレスが15番手だった。小林可夢偉 (14番手)「個人的にこの暑さは気になりませんが、この天候は違いを生みますね。タイヤはこのようなコンディションでも問題はなかったので、不満を言うことはできません。ただ、今日はセットアップに苦労しました。とくにブレーキング時のスタビリティを改善したいので、それが今晩の課題ですね」
セルジオ・ペレス (15番手)「もちろんクルマのなかはとても暑いし、体力的にとても厳しいレースになるのは明らかだ。ソフトタイヤでの走行が良くなかった。イエローフラッグが出てピットに戻らなければならなかったからね。全体的に明日クルマを改善するためにやるべき仕事がたくさんあると思う」ジェームス・キー:テクニカルディレクター「今週末は通常通りのプログラムだけでなく、ピレリから供給された開発用のタイヤ2セットも使った。午前に1セット、午後に1セットを履いたが、チームとして も有効なデータを得たし、ピレリにとっても役立つデータになったと思う。マレーシアの気候、とくにこの路面温度では事前に予想されたとおり、タイヤがこれ までと違った反応を示している。想像どおりデグラデーションも大きくなった一方、タイヤのウオームアップは問題ない。午後はいくつかのタイヤのプロ グラムを組み、それぞれのドライバーがレースを見越した走行を行った。ただ、最初のふたつのコーナーだけでコンマ3秒ほど、さらに第2セクターでも少しタ イムを失っていた。とくに低速でのクルマのバランスはドライバーにとっては理想通りではなく、一晩かけてデータを見直し、明日のフリー走行3回目ではもっ とバランスをとれたクルマで走れるようにしたい」関連:・F1マレーシアGP フリー走行2回目:マーク・ウェバーがトップタイム・F1マレーシアGP フリー走行1回目:マーク・ウェバーがトップタイム
全文を読む