佐藤琢磨は、インディカー最終戦マイアミの決勝レースを18位で完走し、インディカーでのデビューシーズンを終えた。9番グリッドからナイトレースをスタートした佐藤琢磨だが、マシンセッティングが完ぺきではなく、レース序盤に20番手まで大きく後退。ピットストップでマシンセッティングを改善しながらバトルを続け、最後のピットストップを終えた後には13位まで挽回した。
しかし、激しいバトルを繰り広げた他車のラフなドライビングによる接触などのトラブルが重なり、18位でのゴールとなった。佐藤琢磨は、トータル214ポイントを獲得し、インディカー参戦初年度をランキング21位で終えた。佐藤琢磨 (18位)「本当に厳しいレースでした。レース序盤はマシンバランスに苦労しましたが、最初のピットストップでセッティングを変更し、そこからマシンはよくなりました。ただ、今日はスピードが不十分でした。少しセッティングで慎重になり過ぎていたと思います。2台、3台が並んでの激しいバトルが続く、エキサイティングなレースになっていました。残念なのは、レースの終盤に何度かの接触があったことでした。最後はターン3で2台に挟み撃ちにされるようなカタチとなって、アクシデントを避けたためにいくつかポジションを落としてしまいました。今晩はピットストップもミスはありませんでした。シーズンを通してハードワークを続けてくれたクルーたちに感謝します。もっといい結果を残したかったシーズンでしたが、本当に多くのことを学び、吸収できた一年でした」
全文を読む