インディカー・シリーズ第4戦の決勝レースが4月22日(日)にバーバー・モータースポーツ・パークで行なわれ、18番グリッドからスタートした佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は19周目までに8番手へと浮上。ここで雨のためレースは一時中断となり、その37分後に再開される。その後も琢磨は8番手のポジションを守っていたが、23周目を終えたところで改めて赤旗が提示され、残るレースは翌日に延期されることになった。 レースは明日23日(月)の正午に再開される予定となっている。
佐藤琢磨は「テレビをご覧になっていた方はおわかりのとおり、クルマはまるで見えない状態でしたが、メインストレートなどのストレートを走行しているときのコックピットから見ると、その3倍くらい視界が悪い状況でした」とコメント。「前のドライバーが加速していくことを100%信じなければいけません。それでも、短い周回数の間に僕は順位を上げることができました。マシンの調子は良好でしたが、アクアプレーニングがひどかったので、安全を優先したインディカーの判断に賛同します」「いまは、明日のレースに備えていいマシンを作り上げることに集中したいと思います。雨のなか、1日中スタンドでお待ちいただいたファンの皆さんには申し訳ありませんが、皆さんのご声援には心からお礼を申し上げます」