佐藤琢磨は、アメリカ北部のウィスコンシン州ロード・アメリカで開催されたシリーズ第10戦を19位で終えた。佐藤琢磨(Andretti Autosport)は、高速ロードコースのロード・アメリカでも活躍が期待されていた。しかし、予選までにマシンを思い通りに仕上げることができなかった上、首に突然痛みが出たことも響き、グリッドは最後尾に近い20番手だった。
首への負担を考慮してウォームアップを走行せずに決勝に出場した佐藤琢磨は、大きなコーナリングGフォースとハードブレーキングで体力的にも過酷なレースを走りきり、19位で11ポイントを加算。チャンピオンシップでの順位後退は1つに留め、トータル323点、トップのディクソンと56点差で4番手となっている。佐藤琢磨 (19位)「苦しい週末になりました。そして、レースも苦しいものでした。土曜日の午前中のプラクティスで首を痛めました。グリッド後方からのスタートとなり、追い上げようとしたのですが、レース半ばでアクシデントに巻き込まれました。このときにエンジンがストールし、再スタートができるかどうかが心配でしたが、セーフティクルーがエンジンを再始動させてくれ、ピットに戻ってシートベルトを締め直し、レースを続行することができました。完走はできましたが、本当はもっといい週末を送りたいと考えていました。次のレース、アイオワに向けての準備は整っています」関連:【インディカー】 第10戦 結果:ディクソンが今季初優勝、佐藤琢磨は19位
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