佐藤琢磨は、2016 インディカー最終戦ソノマの決勝レースを14位でフィニッシュした。カリフォルニア州サン・フランシスコ郊外のソノマで開催された2016年ベライゾン・インディカー・シリーズ最終戦ゴープロ・グランプリ・オブ・ソノマは、暑さの中での戦いとなった。午後4時前にレースがスタートした際は、サーキットの気温は36℃に達し、路面温度は50℃以上という高温となり、タイヤの磨耗をいかにマネジメントするか、チームによって作戦が異なることになった。
佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は今大会を14位で完走し、ランキング17位でシーズンを終えた。インディカーの2016年シーズンは今日のレースをもって終了。2017年シーズンはフロリダ州セント・ピーターズバーグにおいて3月12日に決勝が開催されるファイアストン・グランプリ・オブ・セント・ピーターズバーグで始まる。佐藤琢磨(14位)「決勝に向けて用意したマシンはいいペースで走るセッティングになっていました。スタートでポジションをいくつか上げることができ、ピットインするタイミングを少し遅らせて戦いました。しかし、フルコースコーションの出されるタイミングが自分たちに有利なものになりませんでした。逆に、一番悪いタイミングでレースの半ばに出されてしまいました。オーバーテイクを仕掛けるのに必要なコーナーでのスピードが少し足りませんでしたが、ターン11でパスをすることはできていました。自分たちの持っている中ではレベルの高いマシンを作ることができていました。今シーズンの私たちは、リザルトに現れたもの以上の進歩を遂げることができていたと思います。シーズン序盤のストリートレースではHonda勢をリードする戦いを見せることもできていました。しかし、今年は表彰台に上がることができませんでした。それはとても悔しいことですし、残念です。しかし、私たちチームは全力で戦っていました。今シーズンも応援をありがとうございました」
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