佐藤琢磨は、インディカー 第9戦 テキサスの予選で4番グリッドを獲得した。これまでに佐藤琢磨がテキサス・モーター・スピードウェイでで獲得したベストグリッドは11番手だったが、今回は2ラップの平均で216.740mph(約346.8km/h)をマーク。10000分の1秒差で3番グリッド獲得を逃したものの、予選4位となった。
なお、佐藤琢磨の2ラップ通過時間は48.3344秒で、予選3位となったエリオ・カストロネヴェスは48.3343秒だった。佐藤琢磨はカストロネヴェスと同じ2列目グリッドからスタートする。予選後に行われた最後のプラクティスにおいて、佐藤琢磨は212.485mph(約340.0km/h)で6番手となった。ただし、このタイムが記録できるのはタイヤがまだ新しい数ラップの間だけだとチームのドライバーはコメントしている。佐藤琢磨とエンジニアたちは、タイヤの性能が落ち始めてもスティントを通じて安定したタイムがマークできるセッティングを模索している。決勝レースは日本時間の6月12日午前9時50分にスタートが切られる。佐藤琢磨「今朝のプラクティスは完璧とはいえませんでした。ただし、その後エンジニアやメカニックが素晴らしい仕事をしてセッティングをまとめてくれたので、いまは少し自信を感じています。AJと一緒に作業をしていますが、彼がNo.14のマシンにちょっとしたプレゼントをしてくれたようで、僕たちはとても嬉しく思っています。なにしろ、ここはチームのホームコースですからね。気温が下がった夜に開催されるレースでは、ダウンフォースを増やし、より大きなグリップを生み出す状態で走行するので、その展開は大きく違ったものになるでしょう。マシンの仕上がりは上々で、今晩の最終プラクティスではレースに向けたマシンのファインチューニングを行うことになります」
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