佐藤琢磨は、インディカー第15戦 ミッドオハイオの予選でスピンを喫し、21番手から決勝に挑むことになった。佐藤琢磨は、ミッドオハイオで2010年に予選3番手、2011年に決勝4位という成績を残している。事前に行ったテストで好感触を得ていた佐藤琢磨は、得意のウエットコンディションとあって上位グリッド獲得が期待できる状況だった。
しかし、第1セグメントの第1グループでスピン、そのスピンで赤旗が出されたために走行を続けられず、計測ラップなしとなり、予選結果は21番手だった。佐藤琢磨(21番手)「予選の前に行われたプラクティス3でマシンのセッティングがあまりよくなかったため、予選がウエットコンディションになったのは幸運と見ていました。予選が始まってみると、コースはものすごく滑りやすい状態でした。計測開始直後に赤旗が出され、予選が再開されたときにはもう残り時間が少なくなっていまいた。それもあって少しプッシュ気味に走っていましたが、アウトラップでスピンし、予選に再び戻ることができなくなってしまいました。エンジンはかかったままだったのでピットに戻ろうとしたのですが、ギアが3速にスタックし、しばらくするとプログラムによってエンジンがストップしたのです。明日は最後列グリッドから精一杯の走りで追い上げ、一つでも上位のポジションでフィニッシュしたいと思います」
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