佐藤琢磨は、インディカー第15戦 ミドオハイオのプラクティス初日に3番手タイムをマークした。ホンダ・インディ200のプラクティス初日は、晴天のもと、ミドオハイオ・スポーツカー・コースで行なわれた。午前中のセッションで12番手となった佐藤琢磨は、午後のセッションで3番手へと躍進。しかも、午前中からタイムを伸ばしたドライバーは佐藤琢磨を含めてたったの5人しかいなかった。
午後のセッションで佐藤琢磨がマークしたスピードは121.495mph(約194.4km/h)で、トップとのタイム差は100分の8秒でしかなかった。佐藤琢磨「今日の路面コンディションはとても滑りやすく、グリップが低くて、先週行ったテストのときと比べると油が浮いているような印象を持ちました。それでも、僕たちは内容の濃いテストを行ない、たくさんのことを学びました。その結果が今日のプラクティスに現れていると思います。ABCのマシーンはこのようにトリッキーなコンディションでもとても好調でした。明日は天候もトリッキーなものになりそうですが、日曜日には間違いなくコース全体のグリップが上がるはずで、まったく状況は変わってくるでしょう。今日、グリップのやや低いコンディションで僕たちは少し苦しみましたが、いまはとてもいいポジションにいるので満足しています。明日もより高いスピードを追い求めて作業を続ける予定です」