佐藤琢磨は、インディカー第11戦ポコノの予選で4番グリッドを獲得した。昨年のポコノで予選8番手だった佐藤琢磨は、今年もプラクティス1回目から、上位につけるスピードをコンスタントに出し続け、予選ではアタック1周目に平均時速222.804マイル、アタック2周目に時速222.793マイルをマーク。その時点でのトップに立った。
平均222.798マイルを記録した佐藤琢磨の予選結果は4番手。惜しくもフロントローは逃したが、2列目イン側という好位置から、明日の500マイルのレースに臨む。佐藤琢磨(4番手)「とてもいい一日でした。昨年も私たちは、このポコノで速かったので、パッケージをいいものにできていると考えていました。今年は最初のプラクティスからマシンの状態がとてもよく、十分に戦えるポジションにありました。そこからは細かなセッティング変更を重ねました。ポールポジションを獲得できていれば最高でしたが、そんなに欲張ってばかりもいられません。予選では大変安定した走りができ、それを大いにエンジョイしました。ターン1とターン3で性格が全く異なる、このポコノのコースを走るのは本当に難しく、毎ラップ、コクピット内ですべてのツールを操作しなければなりません。これだけマシンがよかったのは、クルーたち全員と、エンジニアのドン(ハリデイ)がいい仕事をしてくれたおかげです。明日もスピードと強さを保ち続けたいです」