佐藤琢磨は、2014年インディカー開幕戦初日のフリー走行でトップタイムを記録した。セントピーターズバーグ市内に設定された全長1.8マイル(約2.9km)の市街地コースで繰り広げられた2回のプラクティスセッションの2回目に、佐藤琢磨は1分2秒5615をマーク。全ドライバーのなかでトップに立った。午前中のプラクティスセッションでも佐藤琢磨は3番手のタイムを記録していた。
明日は午前中にもう1度プラクティスを行なった後、午後に予選が行なわれる。もしも悪天候により予選セッションがまったく行なわれなかった場合、22台のマシーンは昨年のポイントスタンディグに従ってスターティンググリッドは決める。その場合、佐藤琢磨は17番グリッドからのスタートとなる。佐藤琢磨「ABCサプライ・チームにとっていい1日となりました。午前中は強風が吹き荒れ、午後は雨がぱらついて気温も下がるなど、今日のコースコンディションはややトリッキーで、異例なものだったかもしれませんが、それでもマシーンはよく走ってくれました。去年、ここで開催されたレースでは力強い争いができたので、ベーシックセットアップが悪くないことはわかっていましたが、ウィンターテストで確認されたアイテムをいくつか投入したところ、タイムを短縮できました。ドン(・ハリデイ。チーフエンジニア)とメカニックたちがいい仕事をしてくれたと思います」
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