佐藤琢磨は、インディカー第10戦アイオアの予選レースで7番手を獲得した。アイオワでのイベントには昨年から予選レースが導入されているが、今年はそれが一部改良された。新方式では最初に1台ずつが1周のアタックを行う、通常のオーバルレースと同じ予選を行い、そのあとにスプリントレースを3つ行ってスターティンググリッドを決定する。それらの予選レースは、昨年は30周でしたが、今年は50周へと距離が延ばされた。
佐藤琢磨は、1台ずつの予選で10番手となり、第1レースにはフロントロー外側グリッドからスタート。そのレースで2番手フィニッシュを果たした佐藤琢磨は、第3レースは最後尾の10番グリッドからのスタートだったが、よりレベルの高いバトルとなったレースでも3台をオーバーテイクし、7番手でゴールした。佐藤琢磨(7番手)「私たちはエンジン交換を行いましたが、全体を通してみるとよい一日になっていたと思います。シングルカーでのアタックで10番手につけ、予選レースを2つ走ってトップ10に食い込む7番手になることができました。予選レースでの私たちは、本当に多くの収穫を得ることができました。明日のレースに向けては、まだあと少しのスピードを見つけ出す必要がありますが、私たちは最後の予選レースだけでなく、合計2つの予選レースを戦ったことにより、マシンに対する理解をもう一段深めることができました」