佐藤琢磨は、インディカー第8戦テキサスの予選にマシントラブルの影響で予選できず、決勝は21番グリッドからのスタートとなった。佐藤琢磨は、午後12時半からのプラクティスでギアボックスにトラブルが発生。チームはガレージへとマシンを移動し、その修理に取りかかったが、予選前の車検に間に合わず、予選に出場するチャンスを逸した。
そのため、佐藤琢磨は予選順位が23番手となり、グリッド最後列からの決勝レースとなるところだったが、ライバルがペナルティによるグリッド降格となった影響により、21番手からのスタートとなることが発表された。佐藤琢磨 (21番グリッド)「3月末にテキサス・モーター・スピードウェイでテストを行いましたが、今週末に供給されているタイヤは、異なるタイヤでした。今回は今年のオーバル用タイヤが投入されているからです。今日のプラクティスを走り出すと、テストの時とはマシンのフィーリングが違っていました。その上、ギアボックスにトラブルが出てしまい、セッティングに何か大きな問題があるのかを洗い出すことも、さまざまなセッティングを試すこともできませんでした。それだけに予選を走ってマシンの状況を確かめたいと考えていたのですが、残念ながらマシンの準備が間に合いませんでした。ほんの数分の差で車検を受けることができなかったからです。今回はくじ引きで決まるアタック順が5番目と、早かったことも不運でした。夕方のファイナルプラクティスでマシンを問題なく走らせること、それが今一番重要だと思います」
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