佐藤琢磨は、インディカー 第3戦ロングビーチの金曜日フリープラクティスで順調な滑り出しを見せた。最初のセッションでは、15周走ったうちの11周目にマークした101.185mph(約161.9km/h)という記録により、佐藤琢磨は3番手となった。2回目のセッションでは度重なるアクシデントにより赤旗が3回も提示された。
佐藤琢磨が2回目のセッションで周回できたのはたったの6周。セッション終盤に向かってギアボックス・トラブルが発生したため、佐藤琢磨は早めにセッションを切り上げることになった。ベストラップは101.328mph(約162.1km/h)で、リザルト上は9番手となった。102.054mph(約163.3km/h)のベストラップを記録したのはライアン・ハンター-レイで、2番手以下はマイク・コンウェイ、ウィル・パワー、トリスタン・ヴォーティエ、エリオ・カストロネヴェスというオーダーだった。明日は45分間のプラクティスを行った後、午後2時からロングビーチGPの公式予選が始まる。佐藤琢磨「残念ながら今日は短い1日となってしまいました。走り始めからクルマの感触は良好でした。今日は午前中に赤旗が1度、午後には3度提示されてセッションは中止になり、テストでできなかったことを試そうとしていた僕たちにとっては残念な展開となりました。さらに追い打ちをかけるように2回目のセッションではメカニカル・トラブルも発生し、早めに走行を終えることになったのも残念でした。いずれにせよ、ここからは明日の朝にテストしなければいけないことに集中し、プログラムを消化して午後の予選に備えることになります」
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