佐藤琢磨は、バーバー・モータースポーツ・パークで行われたIZODインディカー・シリーズのオープンテストを好調のうちに終えた。No.14 ABCサプライ・ホンダに乗る佐藤琢磨は、セッションの最後に122.208mph(約195.5km/h)をマーク。このタイムは2日目の午後の記録としては5番目に相当する。
2日間にわたって行われたテストの総合結果では、シボレー・エンジン搭載のマシンに乗るトニー・カナーンとライアン・ハンター-レイが佐藤琢磨を上回るタイムを記録したため、佐藤琢磨は7番手となった。2013年のIZODインディカー・シリーズ開幕戦ホンダ・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグは、3月24日(日)に開催される。佐藤琢磨「やらなければならない仕事がまだたくさん残っていますが、今日は順調に進歩できたので、実りある1日だったと思います。ある段階では、いろいろ試したのに期待したような結果が得られないこともあり、そのときは少し苦しみました。けれども、僕たちはとても重要なデータを収集し、それらをまとめあげてパフォーマンスを向上できたので、良かったと思います。この後、ファクトリーに戻ってすべてのデータを分析し、より速くなることを期待しています。全般的にはいい内容のテストで、チームの全員がいい仕事をしてくれたと思います」ラリー・フォイト (チーム監督)「いいラップタイムを記録し、タイムチャートでトップグループの仲間入りができたのは素晴らしいことです。ただし、今季のインディカー・シリーズはかつてないほどの激戦となっています。琢磨は素晴らしい働きをし、たくさんのデータを集めてくれました。これはセントピーターに向けた準備を進めるうえで大いに役立ってくれるはずです。いまはシーズンが始まるのが待ちきれない思いでいます」
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