佐藤琢磨は、インディカー第12戦ミドオハイオの決勝レースを13位で終えた。佐藤琢磨にとって今年のミッドオハイオは厳しいレースとなった。予選からマシンバランスに苦しんだ佐藤琢磨だが、それは決勝でも解消されず。それでも佐藤琢磨はポジションを入れ替えながら、粘りの走行を続けて13位完走を果たした。
佐藤琢磨 (13位)「厳しいレースでした。クルーはハードワークをこなしてくれましたが、残念ながら私たちのマシンには、あと一歩のスピードがありませんでした。マシンのバランスがいい状態でスタートしても、途中からそれが崩れ出していました。スイートスポットが非常に小さいマシンとなっていて、周回を重ねるとグリップが失われていきました。今日は何台かをオーバーテイクできましたが、逆に何台かにパスを許しもしました。レース終盤にいくつかポジションを上げられたのはよかったのですが、それだけではまだ十分ではありません。来週、カリフォルニア州ソノマで行うテストを楽しみにしています。そこでロードコース用セッティングについての理解度を深め、第13戦に臨みたいと思います」