佐藤琢磨は、インディカー第11戦 エドモントンの予選で今シーズン・ベストの4位を記録。決勝は3番手からスタートする。予選第1セグメント第1グループでは、昨年度のエドモントン・ウイナーで現在ポイント2位のウィル・パワー(Team Penske)がトップで通過。昨年のエドモントンでポールポジションだった佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は3番手で第2セグメント進出を決めた。
第2ステージの前に雨が降り始め、コースは瞬く間にウエットコンディションへと変化。10分間の予選はウエットタイヤで戦われることとなった。雨を得意とする佐藤琢磨は勢いよく先頭を切ってコースインし、次々とセッション内での自己ベストラップを更新、トップで今シーズン初めての第3セグメント=ファイナルステージ進出を決めた。注目の予選ファイナルステージは、一転して再びドライコンディションでの戦いとなった。佐藤琢磨はここでもいち早くコースイン。ドライ用のソフトコンパウンドを採用したオルタネートタイヤで4番手に入った。トップタイムをマークしたライアン・ハンターレイが、トロントでのレース後にエンジン交換を行ったペナルティで10グリッドの降格となるため、佐藤琢磨はグリッド2列目イン側の3番グリッドからスタートする。佐藤琢磨 (3番手)「昨年のポールポジションほどいい結果にはできませんでしたが、予選4位(3番手スタート)は自分にとっても、チームにとってもいい結果だと思います。ファイナルに進んだのは今年初めてですが、それよりも、今週末はセッションを重ねるごとにマシンを着実に進歩させることができている点がうれしいですね。ファイナルステージでは雨が降る前にいいタイムを出しておく作戦を採用したのですが、逆に路面が乾いていく展開となって、セッション終盤に好タイムを記録することができませんでした。しかし、2列目のイン側からスタートできるのは大きいと思います。上位スタートのレースでは、同じように上位でフィニッシュできることを目指します」
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