佐藤琢磨は、インディカー第11戦ミッドオハイオの予選で9番手だった。前戦エドモントンでキャリア2度目のポールポジションを獲得した佐藤琢磨は、昨年のミッドオハイオでの予選では3番手に食い込んでいたこともあり、今年もポールポジション争いを実現する意欲を持って予選に臨んだ。
しかし、マシンセッティングが考えていた通りのハンドリングをもたらさず、予選の第1ステージから第2ステージでのタイムの縮小もライバル勢より小さかったため、トップ6入りを逃し、結果は9番手だった。決勝レースは明日、8日(日)に85周で争われる予定。佐藤琢磨 (9番手) 「とても残念な結果です。昨日のプラクティスでは、マシントラブルにより、ほとんど走ることができませんでした。しかし、今日の予選前に行われたプラクティスでは、マシンのバランスもいいものとなっており、私としてはハッピーでした。ただ、もっと速いラップタイムを出せるようにならなければ、予選で上位に食い込むことはできない。そうした状況だと捕らえていました。私たちにとっては、とても厳しい予選となっていました。マシンはコース上で大きく滑っていて、安定感も欠けていました。ここまでの走行で得られたデータを、チームメートのものも含めて徹底的にチェックし直す必要があります。それを一生懸命行い、明日のレースに向けて、何かスピードアップにつながるセッティングのヒントを見つけなければなりません」
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