佐藤琢磨は、インディ500のプラクティス4日目に223.329mph(約357km/h)を記録した。水曜日のプラクティスは例外的に1時間延長されて午後7時まで行なわれた。1日の大半で雨が降り続いたため、クルマが走り始めたのは午後5時15分になってからだった。ところが6時半に再び雨が降り始めたため、この日のセッションは実質的に終了となった。
佐藤琢磨は59ラップを走行し、ベストラップは223.329mph(約357km/h)。チームメイトのマーティン・プロウマンは32ラップして221.013mph(約354km/h)を記録した。佐藤琢磨「1日中天気の回復を待った後で、90分間のプラクティスが慌ただしく行なわれました。オフィシャルがセッションを延長してくれたおかげで、何度か追加の走行を行なうことができました。昨日とは少し異なることを試した今日のセッティングはフィーリングが改善されました。まだたくさんのマシーンと一緒に走ってはなく、軽いトラフィックを経験したのみですが、そうした状況でも感触は良好でした。それでも、かつてほどマシーンのフィーリングがいいとは感じません。スタビリティの改善については引き続き取り組んでいく必要がありますが、今日はロングランを2本行ない、距離を正確に測定しました。できれば、今後の数日間は雨が降って欲しくないですね」