佐藤琢磨は、雨となったインディ500のプラクティス3日目を10番手タイムで終えた。3日目はインディアナポリス・モーター・スピードウェイに雨が降ったため、走行時間は2時間弱へと切り詰められた。軽い雨で何度かコーションが提示された後、午後1時40ごろから強い雨が降り始めた。このおよそ1時間後、ベライゾン・インディカー・シリーズのオフィシャルはプラクティスの中止を決定した。
佐藤琢磨は、222.483mph(約356km/h)を記録し、今週初のトップ10入りを果たした。一方、チームメイトであるマーティン・ポウルマンの記録は218.380mph(約349km/h)に留まった。佐藤琢磨「コンディションのため走行を早めに打ち切らなければいけなくなったのは残念でした。今日は最初から強い風が吹き荒れたので、タイアの温度を試すのは非常に困難でした。けれども、僕たちは昨日できなかったアイテムをテストし、マシーンも順調に進化していきました。したがって、たった20ラップしか走れませんでしたが、今日はいいテストができたと思います。できれば、今後数日間はもう少し天候に恵まれるといいですね」