インディアナポリス・モーター・スピードウェイで第106回インディ500の予選初日が行なわれ、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのNo.51 Nurtec ODT ホンダを駆る佐藤琢磨は4ラップの平均で231.708mph(約370.733km/h)を記録し、12位となりました。佐藤琢磨は最初のアタックで平均232.196mph(約371.514km/h)をマーク。この時点で6番手となったが、減速中にほかのドライバーを妨害したとして、1回目の記録は無効となった。
雨になるとの予報もあるなか、メカニックたちは急いで2度目の走行に向けた準備を終えると、走行順を待つ列にマシンを並べた。佐藤琢磨は2回目のアタックでも速さを披露しましたが、3ラップ目にウォールと軽く接触したこともあって、4ラップの平均で231.708mphを記録。予選初日を12位で終えた。佐藤琢磨は日曜日の午後4時(現地時間)に始まる最終予選にポールポジション獲得を賭けて挑む。「いろいろな出来事が起きた1日でした」と佐藤琢磨はコメント。「最初のアタックに臨むとき、あのようなスピードになると予想していませんでした。コンディションは昨日から大きく変わっていたうえ、マルコ(アンドレッティ)のウォームアップ・ラップに僕が干渉するという不測の事態も起きました。これによってインディカーは僕にペナルティを科しましたが、これに異論はありません」「ただし、予選の記録を失ったことにより、もう1度アタックしなければいけなくなります。雨がいつ降り出すかわからない状況でしたが、幸運にも僕たちは2度目のアタックをすることができました。当初、少し高めの気温で走るのはチャレンジングだと思いましたが、僕たちは運よく速さを維持することができ、トップ12に入りました」「チームメイトのデイヴィド・マルカスが13位で僕が12位だったので、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRは素晴らしい働きをしたと思います」