佐藤琢磨が、今シーズン限りでレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングを離れ、2022年のインディカー・シリーズは、デイル・コイン・レーシングに移籍すると噂されている。元F1ドライバーである佐藤琢磨は、インディカー・シリーズの12年のベテランであり、通算6勝を挙げ、そのうち2回はインディ500での優勝となっている。
デイル・コインは、2022年のシートにはまだ“4人~5人のドライバー”が候補者としているが、佐藤琢磨を走らせるというアイデアは非常に魅力的であることに同意する。「我々はここ数年、インディで強力なマシンを走らせてきたと思う。そして、我々にそれらを正当化できるドライバーがいた。彼らはスピードを示してきた。セバスチャン(ブルデー)、エド・ジョーンズ、アレックス・パロウ・・・さらに少し遡れば、ジャスティン・ウィルソンなどね」とデイル・コインは語った。「だが、当然、彼らが勝てると考えることは1つのことだが、マシンにインディ500のウィナー、2度のウィナーがいるのは別のことだ。琢磨は4年間で2回インディの勝った! それは物凄いことだ。そして、最近の勝利は昨年だ」「だから、そうだね、彼は500で我々にとって非常に強力なドライバーだと思います。彼がすでに、2つの異なるチーム(2017年にアンドレッティ、2020年にレイホール・レターマン・ラニガン)で優勝していることは良い兆候だ」「だが、もちろん、私が琢磨が強いとトラックはスケジュールに他にもたくさんある。彼はA.J.フォイトでロングビーチを勝利(2013年)し、ソートオーバル(2019年ゲートウェイ/レイホール)で優勝し、ロードコース(2018年のバーバーモータースポーツパークとポートランド/レイホール)で優勝している」現在44歳の佐藤琢磨がピークを過ぎているのではないかと質問されたデイル・コインは「今年誰がインディ500で勝った? 彼は何歳だ? それにインディカーの最高の男たちの何人かはもう40歳を超えている。(スコット)ディクソン、(ウィル)パワー。だが、彼らはまだ勝者だ」「琢磨は誰よりも健康で、今でも非常に熱心だ。彼には貢献できるがたくさんあるし、彼はアイデアにもオープンだ」佐藤琢磨との契約を完了するには何が必要かと質問されたデイル・コインは「最終決定するための重要な詳細がいくつかある。我々は80パーセントそこにいると思う。しかし、それを実現するための意欲が双方にあるし、それが助けになる」現在、デイル・コイン・レーシングの51号車をドライブするロマン・グロージャンは、2022年にアンドレッティ・オートスポーツへ移籍することがまもなく発表されると考えられている。一方、現在、佐藤琢磨がドライブするレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの30号車には、2022年はジャック・ハーヴェイがグラハムレイホールのチームメイトとして発表されると考えられている。チームは、3人目のドライバーとして、サンティノ・フェルッチ、クリスチャン・ルンガー、オリバー・アスキューをオーディションしている。