佐藤琢磨は、インディカー・シリーズ 第2戦 セントピーターズバーグの決勝で6位入賞を果たした。予選で15番グリッドを得た佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、スタートでスコット・マクラフランとアレックス・パロウを仕留めると、13番手のポジションで周回を重ねていく。ジミー・ジョンソンのアクシデントをきっかけとするコーション後のリスタートで佐藤琢磨は、ジェームス・ヒンチクリフとバトルを繰り広げた影響で、ニュータイヤに交換するタイミングは遅くなった。
この数周後、ライアン・ハンタ-レイとパトリシオ・オワードをパス。さらに29ラップ目にジャック・ヴィーケイがピットインすると佐藤琢磨は9番手へと駒を進める。さらに35ラップ目に最初のピットストップを行うまでに6番手へと浮上。次のピットストップまでこの順位を守りきると、そのまま6位でチェッカードフラッグを受けることに成功した。佐藤琢磨は「今日の6位フィニッシュという結果はすばらしいものです。」とコメント。「チームの採用した作戦が的確で、レース中のタイヤチョイスも正しかったと思います。私たちはハードでスタートし、ソフト、ハードという順番で使いました。このチョイスが自分たちのマシンには一番合っていたんだと感じました」「マシンのハンドリングバランスは文句のないものでした。接触のためかボディワークが少しグラついており、ダウンフォースが少なくなっていました。ドラッグも増えていたと思います。その状態でディクソンを追いかけ続けました。彼は本当に速かったですね。ゴールまで思いきりプッシュし続けました」「全体的に見て、予選後にチームが見せた仕事ぶりがファンタスティックだったといういことです。クルーたちのピット作業は今回も最高でした。次のテキサスに行くのが今から楽しみです」
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