山本左近は、F1アブダビGPに出場しないことが明らかになった。ヒスパニア・レーシングは、F1アブダビGPにむけてリリースを発表。ブルーノ・セナとクリスチャン・クリエンのレースに向けてのコメントを掲載した。山本左近は、イギリスGPでブルーノ・セナに、ドイツGPからはカルン・チャンドックに代わってヒスパニア・レーシングでレースに出場。シンガポールGPでは“食中毒”という理由で欠場したが、続く日本GPと韓国GPではレースに戻っていた。
しかし、先週末のブラジルGPでは、はっきりとした理由が発表されないままクリスチャン・クリエンが山本左近に代わって出場。続くアブダビGPでもクリエンがそのままレースシートに座ることが決定した。ヒスパニア・レーシングは、来年からウィリアムズ製のギアボックスを使用することが決定しており、一説ではトヨタ TF110をベースにしたマシンで参戦するとされている。またブラジルGPでテレフォニカ会長のフアン・ビジャロンガとの契約を発表。安定した財源を得たことで、来季のドライバー選定にも幅が出てくるかもしれない。