ヒスパニア・レーシングの情報筋は、ブルーノ・セナが金銭的な理由で交代されられたのではないと語る。豊富な資金を持ち込めるとされる山本左近は、シルバーストンでブルーノ・セナのマシンに乗ったが、フリー走行1回目では、チームメイトのカルン・チャンドックから1秒遅れだった。ヒスパニア・レーシングのチーム代表コリン・コレスは、8日夜、記者らにドライバー変更を発表したが、詳しい情報は9日午前に出されるリリースに掲載されると述べていた。
しかし、正午になった現在もチームからのリリースは出されてない。この突然のシート交代劇は、ブルーノ・セナのスポンサー資金が問題だとみられているが、チームの情報筋はスポンサー関連のドラブルではないと否定している。ブルーノ・セナは、シルバーストンのバドックに来ているが、メディアと話すことは拒否している。ブルーノ・セナのマネージャーであるクリス・グッドウィンは、BBCの取材に対してセナの交代は「まったく馬鹿げている」とコメント。しかし、他のメディアへのコメントは拒否している。