平川亮は、2026年F1第8戦オーストリアGPのフリー走行1回目(FP1)でTGRハースから今季初めて走行し、VF-26での初セッションを無事に終えた。チームは空力評価を中心としたテストプログラムを実施し、平川は23周を走行。ベストタイムは1分10秒493で19番手となった。セッション終盤はセルジオ・ペレス(キャデラック)のマシントラブルによる赤旗で終了し、十分なアタックラップを行う時間は残されなかった。
空力テスト中心のプログラムを消化平川は今回がVF-26での初走行となり、チームはレース週末の重要な開発項目である空力テストを優先した。ミディアムタイヤで走行を開始した後、ソフトタイヤでタイム計測を実施したものの、多数のテスト項目をこなしながらのセッションとなったため、純粋なパフォーマンスアタックには重点を置かなかった。FP2ではエステバン・オコンがマシンを引き継ぎ、チームはセットアップをさらに進めた。「新しいマシンですべてが新鮮だった」走行後、平川はVF-26での初ドライブを振り返り、多くのテスト項目を予定どおり消化できたことに満足感を示した。「今日はVF-26に初めて乗ったので、すべてが新鮮でした。空力関係を中心にたくさんのテスト項目があり、車高(レーキ)の変更など、やることが本当に多かったです」「最終的には良い感触でした。ただ、思っていたほど周回を重ねられなかったのは少し残念でしたが、マシンには良いフィーリングを得られました。FP2ではチームもかなり改善できていたので、その点は良かったと思います」ピットでの接触は操作ミスが原因セッション中にはピットストップでマシンが停止しきれず、メカニックと軽く接触する場面もあった。平川は原因について、自身の操作ミスだったと説明し、メカニックにけががなかったことが何より重要だったと語った。「僕はまだこのマシンに慣れていなくて、ニュートラルボタンを押したつもりだったのですが、間違ったボタンを押してしまいました。その結果、アンチストールモードに入ってしまい、マシンを止めることができませんでした」「そのあとすぐにメカニックのところへ行きましたが、彼は大丈夫でした。それが一番大事なことです」【関連】・F1オーストリアGP フリー走行1回目 結果・タイムシート
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