平川亮は、F1バーレーンGPのフリー走行1回目にハースF1チームから出走。タイムは17番手だった。先週末の鈴鹿サーキットではアルピーヌF1チームのFP1を担当し、ピエール・ガスリーを上回るタイムを出していた平川亮。だが、日本GP直後にハースF1チームへの移籍が発表され、2週連続でFP1に出走することになった。
「昨年チームでポストシーズンテストを行ったことが役に立ちました」と平川亮はコメント。「チームのこともすでに知っていたので、今回もすぐに慣れることができました」「先週とはかなり異なる経験でした。トラックの温度が非常に高かったので、僕にとってはかなり難しいセッションでした」「正直なところ、マシンに完全に慣れるだけの時間はありませんでした。残念ですが、それでもフィーリングは良かったので、チームにフィードバックしました」「マシンは良い方向に向かっていますし、まだセッションが残っているので、もっと良い準備ができると思います」ハースF1チーム代表の小松礼雄は、平川亮のフィードバックを称賛した。「FP1では、亮が初めてマシンに乗り込みました」と小松礼雄はコメント。「ブレーキングに少し苦労したようですが、それ以外は非常に良い仕事をしたと思います」「彼のフィードバックは的確で、姿勢も素晴らしく、アブダビで見たのと同じようにプロフェッショナルでした」「次のバルセロナでの走行までに、ブレーキングのフィーリングを改善するために何ができるか検討する必要があります」