ピレリは、2020年のF1世界選手権 第10戦 F1ロシアGPの決勝で各ドライバーが使用可能な持ちタイヤ数を発表した。今週、ピレリはソチ・オートドロームに昨年よりも1段階柔らかいC3(ハード)、C4(ミディアム)、C5(ソフト)という最も柔らかいレンジのコンパウドを持ち込んでいる。決勝ではハードとミディアムのどちらか1セットを使用しなければならない。
ピレリによると、F1ロシアGPでの最速の戦略はソフト-ハードとつなぐ1ストップ。この場合でのソフトのウインドウは 12周となる。2番目に最速の戦略はミディアムーハードとつなぐの1ストップ。この場合はミディアムで22周がウインドウとなる。トップ10に進出したドライバーのうち、2番グリッドのマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)と3番グリッドのバルテリ・ボッタス(メルセデス)がハードスタート、ポールポジションのルイス・ハミルトン(メルセデス)がソフトスタートと異なる戦略を採ることになる。マリオ・イゾラ (ピレリ カーレーシング責任者)「予想通り、予選ではタイヤがパフォーマンスは発揮したが、セッション自体は確かに予測不可能だった! フロントランナーがQ2にミディアムを使用することを期待ていたが、マックス・フェルスタッペンのレッドブルとバルテリ・ボッタスのメルセデスが明日このコンパウンドでレースをスタートする。これは彼らに潜在的に長い最初のスティントと戦略面でより多くの柔軟性の利点を与えるはずだ。Q2セッション終了間際の赤旗は大きなサプライズとなり、予選でチームに追加の課題をもたらしました。特にミディアムタイヤでQ2を通過することを意図していたルイス・ハミルトンにとってはね。細かく計算された戦術がたくさんある。明日は緊迫した戦略的な戦いの舞台になるだろう。ソフトタイヤからスタート、特に一度だけストップするつもりの人には少しタイヤ管理が必要となるだろう」
全文を読む