グリッドガールの起用を表明したF1モナコGPに続き、F1ロシアGPもリバティメディアの決定に反してグリッドガールの復活を望んでいることを明らかにした。今年、F1は、露出度の高い衣装を着た女性は“現代の社会規範にそぐわない”として、何十年にもわたって伝統的にF1グリッドに華を添えてきた“グリッドガール”を廃止すること決定した。
しかし、F1モナコGPの主催者はこの決定に反発。「彼女たちはグリッドにいる」と今年5月のF1モナコGPでグリッドガールを起用することを表明した。これに続き、9月にレースを開催するF1ロシアGPの主催者もグリッドガールを復活させたいとの意向を示した。F1ロシアGPの監督するロシアのドミトリー・コザク副首相は「合意に達することができるのであれば、我々はこの伝統を復活させるだろう」と Interfax にコメント。「その上、我々の国の女の子たちは最も美しい」F1は、グリッドガールに代わりに子供たちがボードを持つ“グリッドキッズ”を採用している。「機械的なことを怖がっている子供たちをレースに連れ出すのは間違いだ。大人が必要だ。すべての種類のモータースポーツで女の子だちはクルマを宣伝しているし、調和がとれて美しく見える」今年で5年目となるF1ロシアGPは9月30日に決勝レースを開催する。関連:F1モナコGP、リバティメディアに反発「今年もグリッドガールを起用する」
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