初開催を予定するF1ロシアGPで、2014年冬季五輪に使用されるスタジアムがF1サーキットに組み込まれる可能性がある。2014年、ロシアのソチでオリンピックとF1が開催される予定となっており、全長5.5kmのサーキットは、オリンピックスタジアム周辺に設置される予定となっている。
しかし、オリンピック開催を優先し、F1は2015年に延期されるとの見方もある。オリンピック情報のウェブサイト Around The Rings によると、現在建設中のオリンピックスタジアムの一部は、F1サーキットに使用できる可能性があるという。貝殻のようなユニークな形状で“フィッシュト”の愛称で知られるオリンピックスタジアムの収容人数は4万人で、オリンピック村から徒歩で行ける距離に位置し、6,300万ドル(約49億8,000万円)が投じられた。また、同スタジアムはロシアが主催国を務める2018年のFIFAワールドカップの会場候補にも挙げられている。Around The Rings によると、このスタジアムはオリンピック用の構造の一部分を撤去して、F1サーキットに組み込めるようにデザインされているという。ソチの関係者は「あくまで可能性のひちつではるが、F1にとってはエキサイティングな可能性だ」と述べた。
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