MotoGPのレジェンドであるバレンティーノ・ロッシは、2006年にF1転向を真剣に考えており、実際にフェラーリからF1テストドライバーのオファーを受けていたことを明らかにした。先月、バレンティーノ・ロッシは、バレンシア・サーキットで2017年にメルセデスがタイトルを獲得したマシン『W08』をテスト。2006年にフェラーリのF1マシンをテストしたから15年ぶりの走行となった。
このテスト走行により、バレンティーノ・ロッシは、その時代を支配したフェラーリとメルセデスの両方を運転した唯一の人となった。バレンティーノ・ロッシは「先日、それについて考えたんだ。フェラーリとメルセデスを試した世界で唯一に人間なんじゃないか?とね。世界でそれができた唯一の人間であることは、クールなことだと思った」と Gazzetta dello Sport に語った。ルイス・ハミルトンがタイトルを獲得したメルセデスのF1マシンを経験したバレンティーノ・ロッシは「現在のマシンは2006年頃のF1マシンよりも優れていると感じた。身体的に首の問題は少なかったのでより楽しくもあったね。メルセデスのエンジンは印象的だったあし、ターボはクレイジーだ。巨大なタイヤには物凄いグリップがあった」9回のMotoGPチャンピオンであるバレンティーノ・ロッシは、メルセデスとのF1マシン走行は、単なる宣伝ではなく、本格的なテストだったと説明した。「そのアイデアが出てきたとき、『美しい、なんてクールなことだ』」と自分自身に問いかけた。でも、そのよなケースでは、常にインシデントのリスクが伴うので、20周して、写真撮影などをして4時間くらいで終わる」「だから、僕は『みんなが来てくれているわけだし、フェラーリとのようにリアルな一日にしたい』と言った。最終的に70~80周くらい走ってクルマを降りた。そんな感じだったね」バレンティーノ・ロッシは、フェラーリでF1テストを行ったとき、それがいかに真剣なものだったかを明らかにした。「2006年に僕はF11への転向に非常に近づいていた」とバレンティーノ・ロッシは語った。「フェラーリで多くのテストを完了した後、F1でのキャリアを準備するための非常に包括的な計画を考案したチームマネジメントと一緒に座った。でも、その計画は準備のためにまずは遅いクルマを走らせなければならなかったし、最初はテストドライバーになるというものだった。それがオファーを辞退することにした理由だ」その後、バレンティーノ・ロッシはさらに2つのMotoGPタイトルを獲得し、統計上だけでなく、MotoGPにもたらしたカリスマ性と情熱によって、史上最高のライダーの一人として地位を固めた。当時のフェラーリのエンジニアであったルイージ・マッツォーラは、次のように語っている。「最初のテストでは、彼は10回ほどスピンしたが、その日のうちに彼は本当に驚くべきラップタイムを刻んだ。ピットでミハエル・シューマッハと一緒にデータを見たときのことをよく覚えている。シューミは驚いた表情をしていた。信じられないほどだった」とルイージ・マッツォラは付け加えた。
全文を読む