ニコ・ロズベルグが、ウィリアムズを離れ他チームへ移籍するとの報道がなされている。その最有力候補がマクラーレンだ。ニコ・ロズベルグは、2009年いっぱいまでウィリアムズとの契約を有している。しかし、ロズベルグは2009年にウィリアムズ FW31をドライブかとの質問に対し「僕には契約がある」と返答するに留めている。ニコ・ロズベルグは、現在のウィリアムのパフォーマンスに不満を抱いているのは明らかだ。
「もしウィリアムズとタイトルを獲れないのであれば、タイトル獲得が可能なチームに移籍しなければいけない」「始めはとてもいい調子だと思えたけど、トップチームの開発ペースについていけなかった。来年もウィリアムズで僕がタイトルを獲ることは無理だってわかっている。でも、前進できることを望んでいる新しいレギュレーション、特に空力の削減によって、どのチームも新しいスタートを切ることになる。もしこのレギュレーションがないなら、(ウィリアムズのチーム力に)疑問を感じただろうね」2009年がウィリアムズでの最後のチャンスになるかという問いには「そうかもしれないね」と明言を避けた。また、長年ミハエル・シューマッハのマネジャーを務めていることで有名なウィリー・ウェバーは、ニコ・ロズベルグが2008年シーズン終了後にマクラーレンに移籍するのではと主張する。「彼の契約には、ウィリアムズが期待通りの成績を残せない場合に関する条項が含まれている」その条項とはウィリアムズが2008年コンストラクターズランキングで4位になれなかった場合、契約を破棄することができるというもののようだ。ウェバーは「ロズベルグがヘイキ・コバライネンのシートに収まり、コバライネンはルノーに復帰するのではないか」と予想している。
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