RBのダニエル・リカルドは、バーレーン・インターナショナル・サーキットでのプレシーズンテスト2日目を終え、2024年F1世界選手権シーズンに向けて「非常に多くの疑問」が残っていると考えている。チームメイトの角田裕毅から引き継いだリカルドは、午後のセッションで88周を走りきり、ピレリのC4コンパウンドを履いてベストラップを記録。ペースセッターのカルロス・サインツから1.4秒差の5番手に入った。
RBは、前チーム代表のフランツ・トストの下で以前よりも多くのコンポーネントを投入していることから、来週以降、マシンが本格的にトラックを走る際には、親チームであるレッドブルとの緊密なコラボレーションを有効に活用することを目指している。2日間の走行を終えてタイムシートはRB・フォーミュラワン・チームにとって有望なものとなっているが、リカルドは競争が始まっても先走るつもりはないようだ。「サインツが1位にいるのを見れば、多くの疑問が湧くだろう。燃料のせい?エンジンのせい?それは禁止されている?どの時間帯?だから、だから、まったく分からない」「タイムシートの順位に関係なく、僕は真ん中あたりにいると思う」ダニエル・リカルドが目標を語る。「来週のポールポジションは無理だろうけど、僕たちにとってはまだミッドフィールド争いに加わっていると思いたいし、今シーズンのスタートとして、日曜日にQ3進出とポイント獲得ができれば、それはいいスタートだと思う。「それが目標だと思う。その結果が得られるかどうかは時間が経てば分かるだろうけど、それがスタートだと思う」「シーズンが進むにつれて、クルマについてもう少し学び、多くの新しいスタッフとともに仕事をするようになれば、そのときこそ、もう少しハードルを押し上げることができるようになると思う」