ダニエル・リカルドは、ビザ・キャッシュアップRBが来週末のシーズン開幕戦バーレーンGPから表彰台を争うことになるとは考えていない。以前はアルファタウリとして知られていたRBがウィンターブレイク中に完全な変身を遂げ、親チームであるレッドブルとの関係を強化したことは周知の事実である。
リブランドの一環として、RBはレッドブルとの関係を緊密化し、2024年マシン『VCARB 01』にミルトンキーンズに本拠を置くレッドブルのコンポーネントをいくつか使用している。マクラーレンのCEOであるザック・ブラウンなどはレッドブルが2つのチームを所有していることに苦言を呈しているが、一方で姉妹チームであるRBが表彰台を獲得する可能性がないとは言えないと指摘する声もある。プレシーズンテストのオープニングセッションで角田裕毅がドライブし、5番手を獲得。来週末の開幕戦でRBがどのようなパフォーマンスを見せるかは、レッドブルから受け取ったパーツの強さを考えれば、多くの人が期待しているところだ。角田裕毅はプレシーズンテストのオープニングセッションでチームをドライブし、5番手タイムを獲得し、好調に見えた。レッドブルから受け取ったパーツの強さを考えると、来週末の開幕戦でRBがどのようなパフォーマンスを発揮するかは、多くの人が楽しみにしているところだ。しかし、ダニエル・リカルドは、すぐに表彰台を獲得したり、さらには勝利を目指すことを除外。ただし、2024年が進むにつれてRBが有力チームに近づくことを期待している。「イエスと言いたいところだけど、実際のところは今、確実に何かを作り上げようとしていることろだ」とリカルドはメディアに語った。「今年はチームが自分たちを確立し、ある意味で自分たちの足で立ち、そして明らかにミッドフィールドの前方での戦いを確立しようとする年だと思う」「今のところ、優勝や表彰台は現実というより、ちょっとした願望のようなものだ。でも、シーズンを追うごとに進歩し、僕たちは進歩すると思うし、どんどん先頭に近づけることを願っている」リカルド、2023年のテスト欠席を「楽しんでいた」もちろん、リカルドにとって2024年のプレシーズンテストはマクラーレンに在籍していた2022年以来となる。リカルドはマクラーレンとの契約解除で精神的に追い込まれていたことを考えると、昨年の開幕戦にドライブできなかったことを懐かしんでいない。「昨年はドライブできなかったことを楽しんでいた」とリカルドは付け加えた。「でも、あれから1年経って、プレシーズンテストに参加できることが不思議なくらいうれしいよ。「でも、1時間後とかにクルマに乗って午後のセッションに参加するのがすごく楽しみなんだ。だからクールだよ。この雰囲気は好きだよ」