ダニエル・リカルド(スクーデリア・アルファタウリ)が、2023年F1第13戦ベルギーGPへの意気込みを語った。前戦ハンガリーで、ニック・デ・フリースの後任としてF1復帰したリカルドは、予選、決勝ともにチームメイトの角田裕毅を上回るパフォーマンスを披露し、8回のグランプリウィナーの貫禄を示した。
「ブダペストでの週末は本当に良かった。アドレナリンやスターティンググリッドに並んだときの気持ちなど、逃していたものをすべて感じることができた。それらの感情は本当に強力だ」とリカルドは語る。「ペースは悪くなかったと思うし、1周目に追突されて最後尾から再びスタートするようなことがなければ、ポイント獲得のチャンスさえあったかもしれない。マシンにダメージがなかったのは良かったし、70周を走りきることができて、最後は体力的にも問題なかった。うれしいことがたくさんあった。レースではいくつか小さなミスもあったが、最後のスティントまでは本当に安定していた。復帰して初めての週末であれ以上のことは望めないと思う」「連戦でスパに行けることができてうれしい。しっかりしたスタートが切れたと思うし、途切れることなく数日後にすぐにマシンに戻れるのは良いことだ。学習と改善を早められるはずだ。それを少しずつ進めていくというのが計画だ」「スパはいつだってチャレンジだと思う。サーキット自体はベストのひとつだし、天候も常にファクターになるけど、ハンガリーでのこともあるので自信を尾曽みたい。楽観的でいたけど、まだ学ぶべきことがたくさんあるので、しっかりと地に足を着いていなければならない。スプリントフォーマットなので、プラクティスセッションが1回だけですぐに予選に突入するという、かなり忙しい時間になるだろう。もっとたくさんの周回を重ねて、楽しんで、日曜日にはポイントを獲得できるように努めるつもりだ」