ダニエル・リカルドは、スクーデリア・アルファタウリのニック・デ・フリースの代役枠には入っておらず、この件に一連の注目が集まる中、この噂をシャットアウトした。今週初め、元レッドブルとマクラーレンF1ドライバーのリカルドが、間もなくアルファタウリの空席に飛び込む可能性があるとのさまざまな報道で概説された。
この報道では、レッドブルは角田裕毅のチームメイトとしてアルファタウリでF1キャリアをスタートさせたデ・フリースに不満を抱いていると示唆されている。また、リカルドがファエンツァにあるアルファタウリ本社を訪れ、シートフィッティングを行ったという憶測も、この噂を煽るものであった。しかし、両者の間で「会話は行われていない」と明言されている。ESPNの報道によると、リカルドはスコッティ・ジェームスとクロエ・ストロールの結婚式に出席するためイタリアを訪れていたという。ジェームスはオーストラリアのスノーボーダーで、ストロールはアストンマーティンF1ドライバーのランスの妹である。また、リカルドはマイアミGPの前にシートフィッティングを行ったが、これはリアム・ローソンがレースに帯同できないためだったとも報じている。ローソンは今年、レッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務めているが、日本のスーパーフォーミュラにもフル参戦している。デ・ブリースが首になった場合、リアム・ローソンが後任の有力候補になると考えられている。一方、リカルドは2024年にフルタイムでグリッドに復帰することを目標としているが、競争力のないチームに所属することは望んでいないことをほのめかしている。レッドブルとフェラーリは来年も契約が埋まっており、ルイス・ハミルトンは2023年以降もメルセデスに残留するために延長契約を結ぶと見られているため、彼の選択肢は限られている。
全文を読む