マクラーレンF1で奮闘しているダニエル・リカルドは、チームメイトのランド・ノリスのデータを見て、それに匹敵できるようになるか確信が持てていないと語る。今年、ルノーからマクラーレンに移籍したダニエル・リカルドは、速さを見せる瞬間はあるものの、まだ本調子とは言えない状況が続いている。先週末のF1モナコGPは、2018年の勝利を含め、ダニエル・リカルドがパフォーマンスを発揮してきたレースだった。
しかし、実際にはチームメイトのランド・ノリスが今季2度目となる3位表彰台を獲得したのに対し、ダニエル・リカルドは周回遅れの12位でラインを通過した。レース後、ダニエル・リカルドは、次戦F1アゼルバイジャンGPに向けて心をリセットするために“数日離れる”必要があると語ったが、実際にはマクラーレンと深く掘り下げて、MCL35Mで何が悪いのかを突き止める必要があると語った。当然、ランド・ノリスのデータを分析することで、ダニエル・リカルドは多くの答えを見つけることができるが、それでも、同じような走りができるかは確信が持てないと語る。「このような週末の後、彼らは、たとえば、デューデリジェンスを行い、すべてをチェックすると確信している」とダニエル・リカルドは RacingNews365.com に語った。「明らかに、その上で僕はそれを見て、自分がより良くできることを見ていく。でも、同様にデータには違いがある。『ああ、これがあのコーナーでランドの方が速い理由か』といった具合にね」「データは見るけど、自分にそれができるとは確信していない。だから、見てみるつもりだ。まだ少しマシンに慣れていないかもしれないけど、彼らもすべてをチェックしてくれると確信している。こんなに離されているのは厳しい」データを見れば、ダニエル・リカルドは、ランド・ノリスと比較してコーナーでブレーキンやターンインといったさまざまな方法で苦労していることがわかると語る。「遅くブレーキをかけているかとは、そういう風にターンインしているのかといった感じにね。だから、見てみるつもりだ。もちろん、僕はそこに取り組み続けていく」とダニエル・リカルドは語った。「でも、今週末はかなり離されていたし、かなり劣勢だったので、数日間スイッチを切りたいと思っている部分もある。そうしなければ、分析に麻痺してしまう。以前にそうなってしまったことがあるし、そこには戻りたくない」