ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、F1はマシンに依存しており、ベストなF1シートを手に入れることがF1ドライバーの仕事になっていると語る。ダニエル・リカルドにとって過去12か月は大きな変化を経験することになった。3強チームであるレッドブルから新たな挑戦を求めてルノーF1チームに移籍したリカルドだが、フェラーリ、メルセデス、レッドブル・ホンダと比較してルノーのパフォーマンスは劣り、グランプリ週末に表彰台や優勝をかけて戦うことはできなくなった。
7回のグランプリウィナーであるダニエル・リカルドは、昨年1度だけ表彰台に近づいた。それでもリカルドはまだ夢の仕事をしていると語る。アメリカの番組 Drive to Survive に出演したダニエル・リカルドは、F1がいかにマシンに依存しているかについて説明した。「そこはたぶん僕が選んだ職業で唯一嫌いな部分だ」とダニエル・リカルドは語る。「残念ながら、テニスとは異なる。テニスはミスをしてもラケットを責めることはできない。F1はマテリアルにとても依存している。可能な限り最高のチームを作ることが仕事であり、それによって最高のマテリアルを手に入れることができる」ダニエル・リカルドは、F1に到達することは最初のステップに過ぎず、F1で最高のシートを獲得することがドライバーの仕事の一部だと語る。「メーカー間のかなり異様な技術の戦いだ。F1マシンの運転を許可されている20人のドライバーのうちの1人にんらうことはすでに達成されているけど、もちろん、ベストでありたいし、トップに到達したいと考えている」2020年末でルノーF1チームとの契約が失効するダニエル・リカルドは、フェラーリへの移籍が噂されている。そして、その後釜には2回のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソの名前が挙げられている。
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