ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、F1シンガポールGPの予選失格は“厳しすぎる”とこぼした。F1シンガポールGPの予選で8番手タイムを記録していたダニエル・リカルドだが、Q1でルノーのMGU-Kが最大許容出力を超えたことが判明。予選失格となった。ルノーは、ダニエル・リカルドがパワー超過はわずか1マイクロ秒だった主張している。
ダニエル・リカルドは最後尾グリッドからアグレッシブな戦いを見せたが、後半にアントニオ・ジョビナッツィとの接触によってタイヤがパンクし、予定外のピットストップを強いられて最終的に14位でフィニッシュした。ダニエル・リカルドは、ペナルティは厳しすぎたと感じていると語る。「不名誉だね。頭の中でそれを忘れよとしたけど、夜は眠れなかった。なぜあのペナルティはそんなに厳しいんだろうとね」とダニエル・リカルドはコメント。「それは1周で1回発生しただけだ。もし、すべてのラップに同じコーナーで発生していたなら、まったく文句はない」。「トラックの制限のようなものだし、コースオフして優位に立ったとしてタイムは抹消になる。僕たちはそこからゲインを得ていないのにセッション全体から抹消された」「面目をつぶされた。私は自分の意見を表明し、発言し続けていくつもりだ。彼らはコース上で僕たちにレースをさせるために素晴らしいことをしている。でも、コース上でペナルティを与える意味は何なのか。自分のコントロールできないことで大きなペナルティを与えられた」「僕はそれらに強い言葉を持っているけど、それは心にしまっておくよ」。私が感じていることはわかってもらえると思う。彼らは僕の週末を台無しにした」「12時間のフライトで帰るけど、僕はそれが少しも価値がないと感じている。明日、帰り道に彼らは私の座席の代金を払ってくれるかもしれない」「誰にも恨みはない。でも、ほんの少しの常識が勝ってほしいと思う」