ダニエル・リカルドは、レッドブル離脱を決断した主な理由の一つとしてレースエンジニアを務めてたサイモン・レニーがチームを去ったことが大きな要因だったと明かした。ダニエル・リカルドは、2018年シーズン限りでジュニア時代から所属してきたレッドブルを離れ、ルノーへと移籍。マックス・フェルスタッペンとの確執やホンダのF1エンジンに切り替えることへの懸念などがその理由として報じられてきた。
ダニエル・リカルドは、ホンダのF1エンジンに懸念を抱いていたことは認めるものの、それだけが大きな理由ではなかったと語り、レースエンジンアを務めてきたサイモン・レニーの離脱が決断に大きな影響を与えたと述べた。「多くの理由があったけど、僕がレッドブルに残留していたとしても、サイモンは離れていだろう。それが大きな役割を果たした」とダニエル・リカルドは Autosport に語った。「彼が残っていたら、間違いなく状況は違っていたかもしれない」「彼が決定的な要因だったかどうかはわからないけど、もちろん、他にも多くのことがあった。ホンダに関する懸案などもあったしね。それでも、(サイモン・レニーの離脱)が僕の決断の重要な要素だった」最近、ルノーへの移籍を後悔していないと繰り返しているダニエル・リカルド。いまだ勝利や表彰台への可能性が見えないルノーで逆にレッドブルへの未練を感じさせている。