ダニエル・リカルドは、ルノーのF1マシンに合わせてドライビングスタイルを変えたことでようやくR.S.19を最大限に生かせるようになったと認める。今年、レッドブルからルノーF1チームに移籍したダニエル・リカルドだが、序盤戦はパフォーマンスを発揮することに苦労。ルノーのF1マシンに運転するためには新しいアプローチを採らなければならなかったと語る。
「冬季テストでスピードがつけることができたと思ったけど、最後の5%を引き出せるようになるには時間がかかるものだ」とダニエル・リカルドは説明する。「最初の数週間では入れずにいたウィンドウに今は入ったと言えるかもしれない」2019年シーズンの第7戦である今週末のF1カナダGPにむけては、今ではマシンと完全にひとつになったと感じているとダニエル・リカルドは語らう。「実際、今は快適に感じられていると思う。いくつかのエリアで昨年と比較してすでに少し異なる方法で運転し始めていると思う」とダニエル・リカルドはコメント。「細かなことには触れないけど、コーナーでのブレーキの掛け方やスロットルの開け方などでさえ、クルマの特性に合わせて新しい癖に適応できていると思う」ルノーは、F1スペインGPでアップグレード版“スペック2”エンジンを投入したことで頻繁にエンジンのハイパワーモードを使えるようになった。ダニエル・リカルドは、今週末のF1カナダGPが新しいエンジンの良いテストになると感じていると語る。「我々がシーズンを通して間違いなく進歩を遂げていることはわかっている。モナコ、さらにはバルセロナでも励みになっていた」とダニエル・リカルドはコメント。「今回も最高のテストになると思う。どうなるか見てみるつもりだ。大丈夫だと確信している。それはどういう意味か? うまくいけばQ3に進めると思うけど、どうなるか見てみよう」