ルノーF1チームのダニエル・リカルドは、F1オーストラリアGPのフリー走行2回目にR.S.19のシートベルトに関する“不可解”な問題によってセッション開始が遅れたことを明らかにした。金曜日の午後のセッションでトラックアクションが勢いを増す一方で、地元のヒーローでダニエル・リカルドはガレージに立っており、ルノーのメカニックたちは必死に彼のクルマのコックピットを修復していた。
チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグのすぐ後ろの8番手でFP2を締めくくったダニエル・リカルドは「僕たちは両方セッッションでコースに出るが少し遅れた。シートベルトに関する些細なことでね」とコメント。「本当に緩んでいたし、実際には奇妙だった。小さな調整をしても締め付けることさえできなかった。アジャストメントが外れているような感じだった。原因を解明していく」この問題は必然的にダニエル・リカルドのトラックタイムの損失につながった。「両方のセッションでもう少し周回をすることができたはずだけど、最終的に僕たちはやらなければならなかったことはやることができた」「トラックタイム不足を言い訳にはしたくないし、とにかく何をすべきか考えていた」「バンピーなサーキットなので、縁石やバンプをうまく利用して、クルマから最もダウンフォースを引き出すためにアグレッシブにいくには何を犠牲にするべきかを考えていた」ダニエル・リカルドはショートランはポジティブだと感じたが、R.S.19のロングランのペースにはまだ満足していないと語る。しかし、チームメイトのニコ・ヒュルケンベルグのペースは良さそうだったので、心配するほどではないと語る。「読み取るのは難しいし、最後のショートランは問題なかった。でも、ロングランはそれほど良くなかった」とダニエル・リカルドはコメント。「クルマについて学ばなければならないことはまだたくさんのことがあるし、セットアップの方法にもまだいくつかのトリックがあるかもしれない」「ニコは明らかにそれについてもう少し多くの知識を持っているし、僕もその方向性をもう少し理解する必要がある。「今のところは僕は彼からいくつかのことを学んでいるけど、時間が経つにつれて、彼が僕からいくつかのことを学べるようになることを願っている」「でも、今のところクルマはそれほど悪くないと思う。彼のロングランは僕より良さそうだったし、非常に印象的だったので、そこはポジティブだ」土曜日について、ダニエル・リカルドは、上位勢、さらにはミッドフィールドはより拮抗しているため、予測するのが難しいと語る。「もし両方のクルマがトップ7またはトップ8に入ることができれば、今シーズンの良いスタートになるだろう」とダニエル・リカルドはコメント。「でも、フィールドを見れば、少し奇妙だ。メルセデスとレッドブルが前にいるけど、明日はフェラーリもそこにいると思う」「今日の午後に彼らが何か問題を抱えていたのか、燃料を積んで走っていたのか、もしくは単に速くなのかは僕にはわからない。でも、そのあたりはかなりクレイジーだ」「キミ(ライコネン)が5位くらいにいたし、明日はそのようなクリーンなラップすれば、かなり接近することになるだろう。コンマ1~2秒で3~4くらいポジションが変わるかもしれない」